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「継続力のある人」と「継続力がない人」は何が違う?続ける方法と考え方8選

「継続力のある人」と「継続力がない人」は何が違う?続ける方法と考え方8選

「また三日坊主で終わってしまった…」

そんな自分にガッカリしていませんか?

節約、ダイエット、運動、禁煙…

はじめたはいいものの、気づけばやめている…

やる気が続かない自分を「意志が弱い」と責めて、ますます落ち込んでしまう—

そんな経験、誰でも一度はありますよね?

でも実は、「継続力がある人」と「ない人」の差は、才能や根性ではなく、ちょっとした工夫や考え方の違いだけなのです。

なぜ普通のサラリーマンである僕が、こんなことを言えるかって?

こづかい父さん

僕自身は、長年「貯金できない人」でした…。
ところが今ではコツコツ節約し、お金についてしっかり学び、FP2級も取得しました。
今では自分のおこづかいのみならず、家族のお金をしっかりと守り、増やせるまでに変わったんです!
詳しくは、ぜひこちらの記事を読んでみてくださいね!

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運営者情報 こんにちは!このブログを運営している「こづかい父さん」です。 プロフィールページをご覧いただき、ありがとうございます! このブログでは、全国のおこづかい制のお...

継続力を身に着けてなしとげたことは、他にもあります。

僕が継続力によってなしとげたこと

15年以上吸い続けてきたタバコをやめた

9カ月で20キログラム以上の減量に成功

FP3級、FP2級に立て続けに合格

統計検定3級に合格

節約、貯金以外もコツコツ続けてきました

参考までに当時の僕の体重記録の画像も貼り付けておきます。

僕のようなただのサラリーマンでも、「継続力」を身に着けることができた。

そう、「継続力」は誰でもコツさえつかめば、習得できるスキルの一つなんです。

本記事では、努力や根性に頼らず、誰でも実践できる「継続のコツ」を分かりやすく紹介します。

目次

継続できないのは意志が弱いから?実はそれ、大きな誤解です!

「継続力が自分は、やっぱり意志が弱いんだ……」

そんな風に落ち込んでしまうこと、ありますよね。

でも実は、「継続できるかどうか」は意志の強さとはほとんど関係がないんです。

本当の原因は、あなたの性格でも根性でもありません。

このセクションでは、「意志が弱いから続かない」という誤解をくつがえし、誰もが自然と継続できる考え方と視点を紹介します。

「継続力がない=ダメ人間」ではない理由

継続できないからといって、あなたは決して「ダメな人間」ではありません。

継続できるかどうかは、「意志の強さ」よりも「環境」や「仕組み」に左右されるからです。

たとえば、朝起きたら顔を洗ったり、仕事に行ったり、スマホをチェックしたり……

誰もが当たり前にやっていることですよね?

これらすべてが「無意識に続けている行動」です。

つまり僕たちは日々、意志の力を使わずとも多くのことを自然に継続しています。

「いやいや、誰もがやっている日々の習慣の話じゃなくて、
 甘いものをガマンしたり、毎日運動したり、
 がんばらないといけないことが続かないんだけど…。」

そう思った人もいるかもしれません。

ですが、日常生活での習慣も、自分自身を変えるための行動も、実は同じことなんです。

実は継続力がある人とない人の違いは、継続に効果的な「仕組み」を知っているかどうかだけ。

つまり、継続力は才能ではなく、誰でも学べるスキルなのです。

それにもかかわらず「続かない自分=ダメ」と思ってしまうのは、過去に努力して結果を出した経験と比べてしまうからじゃないですか?

大人になると環境も体力も変わるもの。

今は「頑張り方」を見直すタイミングなのです。

「自分には継続力がない」と悩んでいる人は、今すぐ悩むのをやめて、継続のスキルを身につけましょう!

継続できる人は「特別な人」じゃない

継続できる人は、強い意志を持つ特別な人ではなく、続ける工夫をしているだけです。

意志の力には限界があり、それだけに頼っていると必ず失敗するからです。

心理学では「ウィルパワー(意志力)」という概念があります。

これは持久力と同じように、使えば使うほど消耗するもので、人は1日に判断を繰り返すたびに意志力が減っていきます。

仕事で忙しく過ごし、家に帰ってきてから何もする気が起きない、そんな時もありますよね?

一方で、継続できる人は、あらかじめ行動を習慣化することで意志力を節約しています。

たとえば、

  • 毎朝決まった時間に運動や勉強をする
  • 継続をアプリで記録する
  • あえて目に入る場所に道具を置く
  • 誘惑するものを目に入る場所に置かない

など、小さな工夫で続ける努力を最小限にしているのです。

アップル創業者のスティーブ・ジョブズが、決断することを一つでも減らすために、毎日同じ服を着ていたという話は有名ですよね。

継続は意思や気合ではなく、「仕組み」でつくれる。

これが、継続力がある人たちのやり方なんです。

こづかい父さん

僕が禁煙しているときも、ダイエット中も、節約しているときも、実はそんなに意志力を発揮していません。
「特別にガマンをした、がんばった」ではなく、淡々と「気づいたらできていた」と感じることが多いです。

とはいえ、具体的すぐに行動を変えるのは難しいかもしれません。

次からは淡々と継続できるための仕組みの作り方を詳しく解説していきますね。

才能も根性もいらない!継続できる人がこっそり使っているテクニック5選

「継続できる人って、意志が強くて努力家で、なんだか遠い存在に感じる…」

そんなふうに思っていませんか?

でも実は、続けられている人ほどズルいテクニックをうまく使っているもの。

彼らは気合いや根性に頼らず、なるべくラクに続けられる工夫をしています。

ここでは、特別な才能がなくても明日から使える、ちょっとズルいけど確実に続く5つのテクニックをご紹介します。

① やる気がなくてもできる「環境を味方につける」

やる気がなくても、環境を整えれば自然と続けられます。

なぜなら人は環境に強く影響されるからです。

つまり、毎回「やるかやらないか」を考える必要がない環境を作ることが、継続の秘訣です。

継続力がある人は環境をうまく活用して、迷ったり考えたりしなくてよい状況に自分を置いているんです。

具体的な事例で考えてみましょう。

特に欲しいものがないのに、あなたがコンビニにふらっと寄ったとします。

おいしそうな新作デザートが並んでいると、思わず欲しくなりますよね?

「今月はおこづかいが厳しいから、ムダづかいはガマンしないと…。」

「今はダイエット中だから、甘いものは控えないと…。」

こんな状況に置かれて、迷ったり悩んだりするのは誰もが経験があるでしょう。

「自分に強い意志があれば、きっと欲望をはねのけられる」

そう思っていませんか?

実は違います!

環境をうまく活用している人は、そもそもコンビニに行きません。

行ったとしても、自分を誘惑するデザートコーナーには行かず、必要な買い物だけをして帰ります。

他にも、節約したいなら財布に必要な金額だけ入れておく。

ダイエット中ならお腹がすいた時のためにナッツ類を用意しておくなど。

意思でコントロールするのではなく、目に入るもの、手の届く距離に注目するだけで、習慣が変わっていきます。

継続力がある人は、自分を誘惑するものを避け、やる気にさせるものを身近に置き、自然と継続できるような環境を整えているのです。

ちなみに僕がこれまで実践した環境作りの例は次の通りです。

やりたいこと環境構築の例
節約財布に必要な金額しか入れておかない(電子マネーに必要分しかチャージしておかない)
節約マイボトルを持ち歩いて飲み物を外で買わない
節約おこづかいから一定額を強制的に貯金(投資)してしまう
節約・ダイエットランチはお弁当を用意して外食しない
節約・ダイエットコンビニに寄らない
ダイエットお腹が減ったら食べるにぼし、ナッツを用意しておく
禁煙たばこを買わない・喫煙具を捨てる
禁煙禁煙所に近づかない
資格の勉強夜寝る前の30分間を強制的な勉強時間とする
資格の勉強通勤時間・移動時間を勉強の時間にする
資格の勉強勉強の時間を奪うサブスクやアプリは解約・削除する
環境構築の例

どんな環境を整えればうまく続けられるか、一度考えてみるのがよいでしょう。

日常の行動を少し変えるだけで、環境をうまく活用できる場合が意外とけっこうありますよ!

②完ぺき主義をやめて「ハードルを下げる」

毎日完璧を目指すのではなく、

「これだけ守れば最悪OK!」

のラインを設定することで継続しやすくなります。

なぜなら継続できない多くの原因は、理想が高すぎることにあるからです。

せっかくこれまで続けてきたことでも、一度でもうまくいかないと「自分は続けられない」と失望してやめてしまう場合がよくあります。

実はこの完ぺき主義こそが、継続の最大の敵なんです。

理想が高すぎると、「今日は理想通りにできないなら、やらない方がマシ」という思考パターンになってしまいがちです。

それよりも「1度や2度うまくできなくても全然OK」ぐらいの感覚でリラックスして取り組む方が、長く続けられる場合が多いです。

たとえば筋トレなら毎日30分のセットメニューを意気込んで始めても途中で息切れしてしまいますよね。

最初は1日5分の腕立てからはじめて、続けられそうなら徐々に増やしていく。

ちょっと疲れた日は「5分の腕立てだけでもOK」という風にしておけば、気張らずに続けられます。

節約やダイエット、資格の勉強などでも同じです。

小さな達成感を積み重ねていくことで「自分は続けられている」という感覚をつくり、次の行動につなげられるんです。

また、計画して「休む日を作る」ことも意外と大切です。

毎日カツカツの節約生活では疲れてしまいますよね。

月に1日はプチぜいたくを楽しむ日を作れば、自分へのごほうびだけでなく、「休むことへの罪悪感」を取り除くことができるんです。

「でも自分をついつい甘やかしてしまって、意味ないんじゃないの?」

そう思う人もいるかもしれません。

とはいえ大事なのは続けること!

ある程度ゆるくても「継続している」ことを実感できていれば、徐々に基準をあげていけばいいと思いませんか?

「絶対にやり通さなきゃ!」そう思い込むのはやめて、ゆるく続けることを意識してみましょう。

こづかい父さん

僕がタバコをやめられたのは、完ぺき主義を捨てられたからです。単純にタバコを買わないようにしただけで、「喫煙すること自体はOK」にしていました。
あまり良くないですが、つまり「もらいタバコはOK」ということです(笑)
・・・付き合いもありますしね。

こづかい父さん

自分で買わなくなっただけで自然と喫煙回数は減り、5日ほど吸わなければ欲求も生まれなくなりました。
「禁煙しないと!」と強く意識することなく、ストレスもなく自然とやめられた実感です。

③ ラクに「記録する」ことで手間なく意識が続く

スマホアプリやスマートウォッチを活用して手軽に記録をつければ、継続するためのモチベーションが維持できます。

なぜなら記録をつけることは、「見える化」と「意識の持続」という2つの効果があるからです。

食べたものや毎日の体重を記録するだけで効果があるレコーディングダイエットというのは知っていますか?

単純に毎日同じ時間に体重計に乗って記録をつけるだけで効果があると言われているダイエット方法です。

ダイエット以外にも応用ができて、節約なら家計簿をつける、筋トレならトレーニング記録をつけるなどで、実際に効果が出ます。

自分がこれまでどれだけがんばってきたか一目でわかるので、はげみになりますよね。

さらに過去を簡単に振り返れるので、「これからも続けていこう」という意識を保ちやすくなります。

記録をつけることは、継続力を高めるための最強のツールなんです。

ただしひとつ大きな問題点があります。

それは「正直、めんどくさい」ということ。

毎日忘れずに記録を取り続けるのはめんどうですし、忘れてしまうこともありますよね。

ですが今は、スマホやスマートウォッチを活用すれば、この手間が格段にラクになります。

  • 体重計と連動していて、自動で記録してくれるアプリ
  • 写真をとるだけで食べた物を記録してくれ、カロリー計算までしてくれるアプリ
  • 電子マネーやクレカ連動しておけば、自動で家計簿をつけてくれるアプリ

スマホやスマートウォッチには自動で歩数を数えてくれる運動記録アプリも搭載されています。

AIが発達して写真から自動解析してくれる機能もあり、以前よりはるかに記録のハードルが下がっています。

「記録をとるのはめんどくさい」そう思っている人は、自分の継続をサポートしてくれるアプリがないか、ぜひ一度検索してみてください!

あなたの強力な助っ人になるはずです!

こづかい父さん

節約しはじめのころはマネーフォワードに助けられました。
このアプリのために現金派から電子マネー派に変えたくらいです。

これまで何度も家計簿に挫折してきた僕でさえ、日々のおこづかい管理が完ぺきになりました。自分では何も入力する必要がないので、ラクチン!
無料版でも十分役に立つので、困っている人はぜひおすすめします!

④ 自分を責めずに「ごほうびルール」を使う

続けるモチベーションを保つには、罰よりごほうびが効きます。

なぜなら脳は快楽を感じることで、「またやりたい」と思う仕組みになっているからです。

何かやろうとしても、「目の前の小さな欲望」に負けてしまうことはよくありますよね。

1年後の10万円より、今日の1万円の方を選びたくなるのは、人間の特性です。

なら「続けること」と「楽しいこと」を組み合わせてしまえばいいんです。

つまり、手頃なごほうびを自分自身に与えることで、より長く続けられるように。

たとえば、次のようなごほうびはどうでしょうか?

  • 1週間お弁当を持参できたら、好きなデザートを一つ買ってもいい
  • 1週間勉強を続けられたら、漫画1冊読んでもいい

ここで大切なのは「がまんしたからごほうび」ではなく、「達成したことへのごほうび」にすれば、続けることに前向きな感情を結びつけられます。

もし単調な繰り返しで飽きそうになってきそうなら、ゲーミフィケーションを活用してみるも良いでしょう。

ゲーミフィケーションとは、単調になりがちな日々の繰り返しをゲームのような楽しい体験に変換することです。

例えば毎月いくら節約できたかを計算して、「前月は1,000円節約したから、今月は1,200円を目指そう!」などゲームのレベルアップの感覚を取り入れる感じです。

最近では家計簿や健康アプリなど、ゲーミフィケーションの要素を盛り込んだアプリが豊富に用意されています。

自分の気持ちを常に前向きに向かわせる工夫ができれば、最初は難しいと思っていたことでも気づけば簡単に続けられるようになっていますよ。

こづかい父さん

僕もダイエットをしているときは、完全にハイになっていました。
当然最初は苦しかったのですが、一定期間をすぎると「継続できていること」自体が楽しくてしかなくなってくるんです。ランナーズハイみたいな感覚ですね。
これはどんな継続でも同じです!

⑤ 気軽に始めてみる。「まずは5分」から

実は軽い気持ちで第一歩を踏み出してみることが一番大切です。

なぜならはじめることで、自然に続けるエネルギーが生まれてくるからです。

継続と同じように、何かはじめることをすごく難しく考えている人が多いのではないでしょうか?

節約、ダイエット、禁煙、試験勉強など、あらゆることには「はじめの一歩」がないと継続はありえません。

まずは「5分だけ」はじめてみましょう。

例えば、まずは5分だけ運動してみる。

5分だけ勉強してみる。

5分だけ禁煙してみる。

「え?これだけでいいの?もっと余裕でできるんだけど」

誰でもそう思いますよね?

でもそれでいいんです。

5分だけだとしても、それは成功体験になります。

この小さな成功体験が継続への意欲を生み、「継続できる自分」というポジティブな自己イメージを形成するのです。

まずは始めることがなによりもすばらしいこと。

三日坊主でも、また気軽に始めればいい。

5分から1時間、1日と徐々に時間を増やしていけば、それはいつの日か立派な継続になるんです。

こづかい父さん

僕が禁煙をはじめたのは、「禁煙しよう!」と全く思っていませんでした。
何かの拍子でタバコを買うのを忘れ、お金がなくてしばらく買うのをガマンしていただけです。そのうち「あれ?意外と吸わなくても大丈夫だぞ?このままやめちゃってもいんじゃない?」というのがきっかけだったのです。
1カ月のたばこ代が浮いて、おこづかいとしても大助かりでした。

続けられる人と続かない人の「考え方の差」とは?

具体的なテクニックについてはここまで紹介した通りです。

ここまで読んでいただいた人はもうわかってきたかなと思います。

「継続力がある人」と「継続力がない人」の違いは、性格や能力ではなく、「ものごとの捉え方=思考のクセ」にあるんです。

ここでは、継続の成否を分ける「考え方の差」について、3つのポイントから見ていきましょう。

自分がどうしたいのかを決めるのは「自分」

継続力がある人は、自分がどうしたいのかを決めるのは「自分」だと考えています。

これは当たり前のことだと思うかもしれません。

でも意外とそうでない場合が多いのです。

なぜなら僕たちの日々の行動は、ほとんどが習慣によって決まっているからです。

朝起きてから寝るまでの習慣だけではありません。

通勤時間でスマホを見る、お昼には外でランチを食べる、食後はタバコを吸う。

こういったちょっとしたことも、すべて習慣によって行動していることが多いのではないでしょうか?

継続力がある人はこういった習慣を意識的に変えることができます。

例えば通勤時間にスマホでのSNSチェックは、誰でも思わずやっていますよね。

当たり前ですが、別に悪いことではありません。

でも資格を取得したいと思っている人なら、その時間を有効に使えるのではないでしょうか?

それでも「自分」が決めたわけではない習慣に、ついつい流されてしまうことはよくありますよね。

これを変えられるのは「自分」だけです。

「結局、意思の力が必要なんじゃないか?」

そう思った方もいるのではないでしょうか?

意思の力は必要です。

でもそれを一番発揮すべきなのは、何かを「はじめる時」、「決める時」なんです。

継続のためには、「はじめる」ことがなによりも重要です。

それを決められるのはあなただけ。

そこだけは「意思の力」は絶対に必要です。

一度始めてしまえば、仕組みや環境作りによって、継続することはそんなに難しくはありません。

まずは自分がどうしたいかを自分自身が決める。

そうすればあなたは自分自身を一歩一歩、変えていくことができるのです。

こづかい父さん

僕自身も何をやっても続けられない時は、「どうせ続かないのでやる気になれない」と思いがちでした。でも継続力を身につけた後は、気軽に新しいことをはじめられるようになり、フットワークが軽くなった気がします。
今ではやりたいことが多すぎて、優先順位を決めてチャレンジ中です!
自分自身で決めて、成功体験を積み重ねることで自信にもつながります。

「意思の力」だけで解決しようとしない

継続力がない人は「がんばって続ける」という方法に頼りすぎています。

これでは続きません。

なぜなら意志の力だけに頼る方法は、疲れたり忙しくなったときに簡単に崩れてしまうからです。

「毎日家計簿をつけるぞ」「毎日3時間勉強するぞ」といった強い目標を掲げるのは立派ですが、少し予定が崩れると「自分はダメだ」と落ち込んでしまいます。

こうした思考は完ぺき主義になりがちで、ひとつミスをすると続けること自体をやめてしまう原因になります。

毎日欠かさずに続けることに意思の力をすり減らす必要はありません。

ゆるくてもいいので続けることがなにより大切なんです。

こづかい父さん

特に仕事や家庭を持つお父さんなら、自分以外にも会社や家族の状況によってモチベーションは左右されてしまいます。
僕自身も仕事が忙しくて残業ばかりの時は、帰ってから何かやる気にもならないです。
自分の意思だけでどうにもならないことがある。それを知ったうえでゆるく続けられる考え方が必要なんです。

「とにかく続ける」より「やめにくくする」

継続力がある人は、やめにくくする工夫に頭を使っています。

「続けるぞ!」と気合を入れるよりも、やめにくい仕組みをつくったほうが、自然と習慣になるからです。

たとえば運動を習慣にしたいなら「友人と一緒にジムに通う」、「SNSで公開宣言する」など。

人との約束や外的なプレッシャーが「やらなきゃ」ではなく「やらざるを得ない」状態をつくります。

また、家計簿をアプリに連携させて自動記録にしたり、行動のハードルを下げたりするのも、やめにくくする工夫の一つです。

こうした人たちは、「やる気」よりも「やらずに済まない環境」づくりに知恵を使っているのです。

こづかい父さん

資格の勉強なんかは、受験料がかかり、試験日が決まっているので勉強しなければいけない環境にしやすいですね。会社から手当がでるんなら、なおさら活用したいです。
記録をつけることも効果的です。
「せっかくここまでやってきたんだから続けよう」と自分に言い聞かせることができます。

「継続力を育てる」ために、今すぐできる3つの小さな一歩

ここまでの解説で、どうすれば続けられるようになるかは理解してもらえたでしょうか?

「具体的にどうやってはじめればいい?」

ここでは、その具体的な「小さな一歩」を順番に3つご紹介します。

STEP1 習慣化の入口は思っているよりもっとゆるくていい

続けるコツは「これでいいの?」と思うくらい、ゆるく始めることです。

最初の一歩のハードルが高すぎると、はじめる前に挫折してしまうからです。

たとえば、節約したいと思っても、いきなり家計簿を毎日完璧に記録しようとすると疲れてやめてしまいがち。

それよりも、「レシートを財布に入れっぱなしにしない」、「今週は外食を1回減らす」など、できそうなことだけを一つはじめましょう。

やる気よりもはじめやすさを優先することが、習慣化の一番の近道です。

STEP2 失敗しても落ち込まない「リセットできる仕組み」

継続を止めないためには「また始めればいい」と思える仕組みを持っておくことが重要です。

一度サボっただけで「自分はダメだ」と自己否定してしまうと、そこから再スタートが切れなくなるからです。

例えば、ダイエットでお菓子を食べてしまったとき。

「もう全部無駄だ」と思うのではなく、「明日からまた再開すればいい」と思える人の方が、結果的に成功します。

あらかじめ「できない日があった場合は、次の日はかならず実行する」など、ルールを作っておくのが効果的です。

失敗は当たりまえ、落ち込む必要は全然ないんです!

STEP3 まずは3日じゃなく「1日5分」から始めてみる

まずは「5分だけやる」習慣をつくることを優先させましょう。

時間のハードルが低いと自然に体が動きやすくなるからです。

たとえば節約なら「1日5分だけ財布の中を見直す」。

ダイエットなら「5分間だけストレッチする」。

禁煙なら「5分間だけ他のことに集中する」など。

これだけでも小さな達成感が得られ、「明日もやろうかな」と前向きなサイクルが生まれます。

「今日は短すぎて物足りない」くらいがちょうどいい。

それが継続の種になります。

その最初のハードルを取っ払うところから、是非始めてみてください!

よくある質問とその回答

継続力って生まれつき決まっているんじゃないですか?

いいえ、継続力は先天的な才能ではなく、後天的に育てられるものです。

多くの人が「自分には無理」と思い込んでいますが、実際には環境や習慣の工夫で誰でも身につけることが可能です。

モチベーションが上がらないときはどうすればいい?

モチベーションは波があるものなので、上がるのを待たずに「とりあえず始める」ことがコツです。

少しでも行動に移すことで、気持ちがついてくることがよくあります。

継続する目標が多すぎて、どれから手をつければいいかわかりません。

まずは一つに絞ることが大切です。

欲張ってすべてを一度に始めようとすると、どれも中途半端になって挫折しやすくなります。

自分が一番変えたいことから始めてみましょう。

周囲の人と比べてしまい、落ち込むことがあります。

他人と比べて自分を責めるのは、継続を妨げる原因のひとつです。

大事なのは「昨日の自分」との比較。

少しでも前に進めたなら、それは立派な成長です。

仕事や家庭が忙しくて時間が取れません。

忙しい日々の中でも、5分といったすき間時間は見つけられるものです。

大切なのは、長くやることより「やめないこと」。

小さな積み重ねが力になります。

継続してもすぐに結果が出ないと意味がない気がして…

結果が出るまでには時間がかかるものです。

見えない変化も確実に起きているので、焦らず「変化の準備期間」と捉えると心がラクになります。

継続の邪魔をする誘惑にいつも負けてしまいます。

誘惑を完全になくすのは難しいですが、自分の行動パターンを知り、「こうなったらこうする」と事前に対策を考えておくと、衝動に流されにくくなります。

三日坊主で終わった経験が多く、自信が持てません。

三日坊主も、やらなかった人よりは前進です。

過去の失敗から学べば、それは無駄ではありません。「また始められた自分」を肯定することが、次につながります。

続ける意味を見失いそうになることがあります。

目標の目的を見直すと、自分の中にある本当の動機に気づけます。

「なぜそれをやろうと思ったのか」を書き出すことで、気持ちが再燃することも多いです。

継続していることが逆にストレスになるときは?

ストレスを感じた時点で、やり方やペースを見直すタイミングです。

無理に続けるより、立ち止まって仕切り直す方が長い目で見れば継続につながります。

まとめ:継続できないのはあなたのせいじゃない。工夫すれば誰でも変われる

この記事の重要な部分をまとめると次の通りです。

  • 継続できない原因は意志の弱さではなく、仕組みや環境によるもので、自分を責める必要はまったくない
  • 継続力のある人は才能や根性ではなく、やる気に頼らないズルい工夫を日常に取り入れている
  • 行動よりも思考のクセが継続を左右し、「続けやすくする工夫」を意識している人ほど長く続けられる
  • 習慣化のコツは「まずはゆるく始める」ことで、小さな成功体験が次の行動意欲につながる
  • 継続力は誰にでも育てられる力であり、完璧を目指すのではなく「ゆるく長く」がいちばんの近道

大切なのは完ぺきさよりもゆるく長く続けること。

あなたにも「続けられる力」はちゃんとあります。

何十年間も貯金も満足にできない僕自身にもできたんだから大丈夫です。

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